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Channel: Illustratorのツボ »印刷データ作成の基本
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【トンボと裁ち落とし】プリントやpdf保存時にトンボを入れる

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新聞広告や雑誌の記事下広告など、印刷物の一部としてデータを制作する場合は、通常「トンボ」は必要ありませんが、仕上り確認のために一時的にトンボやカラーバーを入れたいとき、また、トンボを入れたPDFファイルの入稿を求められたときはファイル→プリントダイアログボックスの「トンボと裁ち落とし」機能を使用します。

【一時的にトンボを付けて入れてプリントする】

  1. ファイル→プリントダイアログボックスを表示→サイドメニューの「トンボと裁ち落とし」を選択
  2. すべてのトンボとページ情報をプリントをチェック、または必要な項目を個別にチェックします。
  • トンボ:西洋式または日本式を選択。新聞・雑誌の記事下広告など「塗り足し」の無い制作物は西洋式を選択。
  • 太さ:トンボの太さをプリンタ性能に合わせて選択。通常は0.25ptでOKです。
  • オフセット:西洋式トンボを選択時のみ適用される、印刷領域とトンボまでの空白幅になります。通常は2〜3mm程度に設定します。
  • レジストレーションマーク:色合わせに使用するマークですので、プリンタ用であれば不要です。
  • カラーバー:色校正用として、色調の確認を行う場合はチェック。
  • ページ情報:ファイル名とプリント日時を追加します。
  • 裁ち落とし:日本式トンボを選択時のみ適用されます。通常は天地左右とも3mmに設定します。

※プリンタパレットでの設定は、プリン紙にのみ適用され、ファイルには反映されません。
※サイドメニューには一般、セットアップ、色分解、グラフィック、カラーマネジメント、詳細設定、設定内容などのメニューが用意されています。これらは主に商業印刷の出力用に使用されますが、必要に応じて設定します。

プリントの「トンボと裁ち落とし」は、ファイルに反映されませんが、PDFファイルの場合は直接ファイルに書き込まれます。

【PDFファイルにトンボを入れて別名保存する】

  1. ファイル→別名保存→フォーマット:Adobe PDF(pdf)を選択→保存ダイアログボックスを表示。
  2. サイドメニューの「トンボと裁ち落とし」を選択→設定項目は「プリント」同じです。プレビュー画面は表示されません。
  3. PDFを保存→設定項目が書き込まれたPDFファイルが保存されます。
  • プリント紙にトンボを入れる:ファイル→プリントダイアログボックスを表示→サイドメニューの「トンボと裁ち落とし」を選択→必要項目を設定→プリント
  • PDFファイルにトンボを入れる:ファイル→PDFファイルを別名保存→保存ダイアログボックスを表示→サイドメニューの「トンボと裁ち落とし」を選択→必要項目を設定→PDFを保存

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